放送禁止用語って無いんです

~テレビから差別表現を考える〜

差別?区別?2 学校教育

小学生の息子が友達から呼ばれるとき、下の名前で呼び捨てらしいです。

多くの子は下の名前が多いらしく、女の子男の子、差はないようです。

でも、県が異なる後輩の子どもは、一律苗字縛りとのこと。

さらに言うと、くんちゃん付けではなく「〇〇さん」一択。。

 

あだ名や呼び名がいじめにつながると、そういうことなのでしょうか。

 

これこそ、表現で僕が毛嫌いする言葉狩りです。

そして型にはめた大人の都合です。

 

放送禁止用語は無いと、僕が言った理由と同じ、つまり言葉を使う表現は使用法、つまり文脈で差別的な取り扱いになるんです。

 

あだ名で仮に呼ばれても本人が気に入っているか、逆に気にしてないか、差別的に呼ばれていないかなど、そこを先生が個別に確認できたらそのままでもいいんです。

 

幼稚園まで下の名前で呼んでても小学一年生になると〇〇さん?!

先生に強要され、それこそ自己表現できない大人になりかねません。

 

だから僕たち大人が、放送禁止用語だなんだと自己規制して自粛するのではなく、如何に豊かな表現をし続けるか、、、、、。

 

大切なのは、取り扱いを差別しないのではなく、差別的な取り扱いをしないということです。